手汗が冷たい!冷え性な上に多汗症…どうすればいいの?!

暑くはない、むしろ寒い。なのに手汗は止まらない。

おまけにホルモンバランスが安定せず、体質的に冷え性で手先・足先の震えもおさまらない。夜は眠れず、手袋や靴下を何重にも重ねて、体を丸めて寝ている…。

一体どうすればこの悩みから解消されるのでしょうか。

冷えの原因と手汗の原因は同じところに

冷え症と多汗症の関係

冷え性と手汗の原因は、実は同じところにあります。大きな要因となっているのが「自律神経」の働き。自律神経のうち、熱を作り発汗を促すのが交感神経熱を体内に巡らせリラックスさせるのが副交感神経です。

運動したり緊張したりすると体が暑くなって汗が出てくるのは交感神経が働いているから。逆にリラックスモードで体が眠っている状態は副交感神経が働いているからです。

交感神経 副交感神経
働き 熱を「作る」自立神経。運動時、緊張時に高まる。 作った熱を「送る」自律神経。リラックス時、休憩時に高まる。
冷え性への影響 交感神経が高まった状態だと、体の中心で熱が作られるだけなので、手先・足先など細部に熱が伝わらない。逆に頭はぼーっとして熱を帯びたように熱くなる。 副交感神経が高まった状態だと、体の細部にまで熱が伝わり、体が温まる。血液循環もよくなり、冷え性が改善される。
手汗への影響 交感神経が高まった状態で発汗される手汗を「精神性発汗」という。極度の緊張・動悸・ストレスで強く発汗される。冷え性が伴うと負の連鎖に陥る。 副交感神経が高まった状態だと精神性発汗による発汗は行われない。すなわち、手汗の発汗は、どれだけリラックスできるかどれだけストレスを抑えらえるかによる

表の通り、手汗と冷え性には密接な関係があり、交感神経と副交感神経の切り替えがうまく行えないことが大きな原因になっているのです。

手汗がすごくて手先が冷えてしまうのは、交感神経だけが暴走してしまい、手先や足先、体の細部に熱が運ばれていないからです。ストレス状態が続いたり、食生活が乱れたりすると起こる現代病とも言われています。頭はのぼせてぼーっとするのに、手先・足先が冷えているなんてことはないですか?症状が現れていなくても思い当たる点はいくつかあると思います。

冷えと手汗を改善する方法

対策としては、副交感神経を高め、体内のバランスを整えることです。

そうは言っても現実問題、病的な手汗(手掌多汗症)に関しては決定的な対策が無いと言われています。実際に管理人手汗ナースは国指定難病である「手掌多汗症」を患っており、手術をしない限り一生付き合っていくしかないと言われています。

手汗が改善できないうちは、ストレスがたまる一方なので自律神経はいつまで経っても整わず負の連鎖。手先が物理的に冷える冬は多汗症の方にとっては地獄なんです。

基本的な対策法

内側のケア(食事)と、外側のケア(制汗剤)の同時からアプローチしていきましょう。

ホルモンバランスや体の調子を整える食事を心がけ、同時に肌に優しい制汗剤を用いて手汗を改善します。ポイントは「制汗力」ではなく「安全性」で制汗剤を選ぶことです。

絶対にやってはいけないことは、塩化アルミニウムなどが配合された、その場かぎりの汗の抑止。「強い制汗力」と「高い安全性」は制汗剤において両立させることはできません。制汗力が強い制汗剤は肌に強い刺激とかゆみを引き起こし、結果的に手に対する意識が集中して、精神性発汗という症状をさらに強めてしまう恐れがあるんです。

冬の手汗対策は本当に深刻です。ここでは基本的な内容のみになってしまいましたが、根本の対策から制汗剤の選び方まで詳しくご覧になりたいかたは次のまとめ記事を参照してみてください。

>>手汗対策マニュアル〜精神性発汗の特徴と肌にあった制汗剤の選び方

肌に優しい手汗制汗剤を徹底検証

2015年11月5日 手汗が冷たい!冷え性な上に多汗症…どうすればいいの?! はコメントを受け付けていません。 手汗による日常トラブル