手汗の「レベル」って何?手掌多汗症の症状を判定する方法

手汗の「レベル」とは、手掌多汗症の症状の度合いを表す目安のことを言います。

緊張・ストレスなど精神的な事由によって起こるのが手汗ですが、特にこうした事由ではなくても日常的に発汗してしまう症状を手掌多汗症と言います。

このレベルはあくまで目安であって、具体的な判定方法があるわけではありません。

手掌多汗症のレベル

手汗レベルのチェック

目視と日頃の症状、発汗量から次のようにレベル分けされます。

【レベル1】
手の湿り気が確認でき、目視でも汗が出ていることが確認できる。

【レベル2】
霧吹きで吹きかけたような手汗が確認でき、状態によっては滴ることもある。

【レベル3】
常に手汗の発汗が収まらず、手の平がふやけ湿疹なども併発している

レベル別の対策

レベル1

手汗用の制汗剤を使用して、汗を抑えることが無難です。手術を検討する段階とは言えず、副作用との釣り合いが取れません。

安全性の高い制汗剤を使用し続け、手汗と制汗剤と共存し、「慣れる」ことで自律神経の乱れを鎮めることができます。下手に刺激の強い制汗剤を使用して「意識的に」発汗を抑えようとすると、「無意識」で起こっている発汗を止めることは困難になっていきます。

また刺激の強い制汗剤によって手荒れ・湿疹が起こると、更に手に対する「意識付け」が強くなり、手汗の発汗も強まってしまう危険性もあります。

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レベル2

基本的には上記レベル1の対策と同じで、制汗剤の使用から始めるべきでしょう。ただ、レベル3に近いレベル2の方は手術の検討もすべきです。手術ははっきり言って危険で、後戻りできない手法です。

制汗剤によって抑えることができているのであれば、それで対策を図るべきです。何をしても止められない、ストレスがピーク、という場合に手術を検討するようにして下さい。

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レベル3

はっきり言って手術をした方がいいです。

手以外の箇所からの発汗量が増える代償性発汗や、手が極度に乾燥し手荒れを起こすことも、かなり高い確率で確認されています。人によっては運動機能障害を起こすこともあるそうです。

そういった副作用を抱えたとしても、このレベル3の症状が治るのであれば、と思ったら手汗ナースは手術を選択するでしょう。

と言っている手汗ナースはレベル2なので何の説得力もありませんが、私自身は「手術否定派」なので無視して構いません。でもこれは手掌多汗症の手術に関わらず、何かを得れば何かを失う、副作用があることは医学界・薬学界の常識で、両者を天秤にかけた時、上回るものを選択するのが基本なのです。

手掌多汗症の手術によって得られるものと失うもの、また副作用を天秤にかけ、メリットがあると思った時だけ手術という選択をしてください。費用的には10~20万。決して安くはありませんし、やってしまったら後戻りできません。慎重に、慎重に判断してくださいね。

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2015年10月14日 手汗の「レベル」って何?手掌多汗症の症状を判定する方法 はコメントを受け付けていません。 手掌多汗症Q&A