手汗改善マニュアルの内容を教えて!SCMって詐欺?

いわゆる「手汗改善マニュアル」と呼ばれるネット上の怪しい教材に書かれている内容は、ほとんどがネットや書籍の寄せ集め。

「買ってよかった!!」と心から思える方は非常に少ないのではないかと思います。手汗ナースも性懲りもなく2つ買っていますが、2つとも内容は似通っていました。なので、これら以外も大体書いてある内容は同じであろうと推測します。

自律神経の調整方法塩化アルミニウムを使った制汗方法アセチルコリンの分泌を抑制する神経遮断薬の服用、この3つが大きなテーマとなっています。

手汗治療プログラム(SCM)①

自律神経・副交感神経の高め方

手汗、手掌多汗症の症状は、交感神経・副交感神経の切り替えが上手くいかないことによって起こります。主に興奮状態に作用する交感神経が暴走しがちで、自律神経失調症・あがり症・パニック障害の症状と似ています。

従って、この副交感神経の高め方、気持ちを落ち着かせる方法を「手汗改善マニュアル」にまとめているわけです。

まあ、数万円もするこの教材を買わなくても、本屋さんで自律神経失調症の書籍を購入すれば大体同じことが書かれています。

塩化アルミニウム外用

次に書かれている内容は塩化アルミニウム溶液を使ったセルフの制汗方法。

塩化アルミニウムは皮膚のタンパク質を凝固させ、汗の分泌を抑える効果を持っています。この塩化アルミニウム溶液を水で薄めて、手に塗布しましょう、といった内容がまとめられています。

こちらは非常に有名な制汗方法で、実際に医療現場においても行われている方法です。市販されている制汗剤のほとんどは塩化アルミニウムがベースとなっているので「目からウロコ」といった情報ではないと思います。

神経遮断薬

汗はアセチルコリンといった神経伝達物質の分泌によって発汗されます。従って、このアセチルコリンの分泌を抑える神経遮断薬を服用することで、汗を抑えることができるという仕組みになっています。

これは世界で唯一、多汗症治療薬として認可されたものなので効果は確認されています。ただ日本国内で発売されているものはなく、外国産のものがほとんど。日本では医師の処方なしでは入手することはできず、口渇や尿障害など副作用も確認されています。個人輸入によって入手できる内容をまとめていたりもしますが、基本的に医師の処方なしに薬を使用することは避けるべきでしょう。

→神経遮断薬の副作用と個人輸入の方法

肌に優しい手汗制汗剤を徹底検証