手汗を治す薬ってある?プロバンサインは効かない

多汗症対策としてよく使われている薬が「プロバンサイン」という神経系に働きかける外国製の薬です。

全身の多汗症にも、手汗のような局所性の多汗症にも効果があると言われていますが、その効果の実態については明らかになっていません。

また、手汗は「精神性発汗」という厄介な性質でもあり、自律神経失調症と密接な関係があるため、ほとんどその効果は期待できません。

プロバンサインってどんな薬?

プロバンサイン 効かない

プロバンサインは外国製の多汗症予防錠剤です。

一時的に全身の汗を止める効果があると言われていますが、手汗への効果は明らかになっていません。

そもそも手汗の根本的治療法が明らかになっていませんからね。
一応、ファイザー製薬という外国の製薬会社が発売しているものですが、日本では医師の処方なしに手に入れることはできません。外国の通販サイトを経由して手に入れることは可能です。

ただ、日本のお医者さんでプロバンサインを処方するという方はまずいらっしゃらないと思いますが…。

手汗と向き合う

手汗という症状は、あなたの気付かないうちの経験・体験が積み重なって潜在意識に染み付いた症状だと言われています。

だから、緊張やストレス状態にないときでも発汗されたりするのです。

手汗に対してイライラしたり、焦ったり、制汗剤によって手の痛みやかゆみを感じたり、そのストレスを頭で考える時間が増えれば増えるほど精神性発汗という手汗の症状を悪化させてしまうのです。

プロバンサインも同じです。

プロバンサインには、口の渇きが進行したり、目の調節障害、排尿障害、強い眠気に襲われる、など副作用が多数確認されている薬です。

プロバンサインによる新たなストレスが手汗を増長させることにつながるのです。

じゃあどうすればいいの?

答えはシンプルに、「手汗のことを考えない」ことです。

無意識で起こってしまう症状を、意識的に治すことは不可能です。

特にプロバンサインなどの副作用があるものや、強い刺激・痛み・かゆみを伴う制汗剤などは、どうしても手汗に対する意識が強まってしまいます。

たとえ汗が抑えられていたとしても、その効果はどんどん弱まって、もっとたくさん飲もう・もっと強い薬はないのか・もっと刺激が強い制汗剤を、と、まるでドラッグに落ちたような感じになります。

これは大げさかもしれませんが、イメージはこうしたものです。

従って、薬には頼らず、コンプレックスを妥協していくことが最も確実な対策です。綺麗事のように聞こえますが、手汗はよくも悪くも「精神性発汗」なので、時間が経てばいずれ気にならなくなります。

ただ、そうは言っても生活に支障をきたすことがあったり、どうしても汗を抑えたいときがあるはずです。

そうしたときは制汗剤を使ってください。その際のポイントは、「制汗力」ではなく、「安全性」で制汗剤を選ぶことです。

配合されている成分の毒性を調べて、低刺激・無香料・医薬部外品など自分なりのフィルターを作りながら選んで使っていきましょう。

→全手汗用制汗剤の安全性・効果の比較一覧

肌に優しい手汗制汗剤を徹底検証

2015年10月28日 手汗を治す薬ってある?プロバンサインは効かない はコメントを受け付けていません。 手汗対策の制汗剤Q&A